RPC エラーのため Windows Server 2008 R2 を実行しているコンピュータで、新しいドメイン コントローラーをインストールできない

Microsoft のサポート情報に説明と修正プログラムが出ています。(文書番号:2665616)

RPC エラーが発生したため Windows Server 2008 R2 を実行しているコンピューターで、新しいドメイン コント ローラーをインストールできません。

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Windows Server 2008 以降の証明書 WEB 登録ではローカルコンピュータへのインストール処理は実行できません

Microsoft のサポート情報に説明が出ています。(文書番号:2688969)

Windows Server 2008 以降の証明書 WEB 登録ではローカルコンピュータへのインストール処理は実行できません

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仮想ホスト環境で Active Directory ドメイン コントローラーをホストする場合の考慮事項

Microsoft のサポート情報に説明が出ています。(文書番号:888794)

仮想ホスト環境で Active Directory ドメイン コントローラーをホストする場合の考慮事項

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コマンドライン ツールでの FSMO 役割を担当している操作マスターの役割の転送と強制

コマンドライン ツールで Windows Server 2008 R2 の Active Directory の FSMO 役割を担当している操作マスターの役割を転送してみます。

1. ntdsutil コマンドを実行します。

ntdsutil

2. ntdsutil のプロンプト画面で roles コマンドを実行します。

roles

3. 操作マスターを転送するサーバーに接続します。ntdsutil のプロンプト画面で connections コマンド、connect to server コマンド(オプションに接続するサーバー名を指定)、quit コマンドを実行します。

connections
connect to server adds02

quit

4. 操作マスターを転送します。ntdsutil のプロンプト画面で transfer コマンド (オプションに役割名を指定)を実行します。転送時に確認メッセージが表示されます。transfer コマンドの代わりに seize コマンドを実行すると役割を強制できます。

transfer infrastructure master
transfer naming master
transfer PDC
transfer RID master
transfer schema master

5. 操作マスターの役割が転送されます。

6. ntdsuitl コマンドを終了します。quit コマンドを2回実行します。

quit
quit

fsmo18

fsmo19

今回使用したコマンド等は TechNet に詳細があります。

Ntdsutil コマンド

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PowerShell での FSMO 役割を担当している操作マスターの役割の転送と強制

PowerShell で Windows Server 2008 R2 の Active Directory の FSMO 役割を担当している操作マスターの役割を転送してみます。

1. Import-Module コマンドレットを実行して、Active Directory を操作するための準備を行います。

Import-Module ActiveDirectory

2. 操作マスターの役割を転送するには Move-ADDirectoryServerOperationMasterRole コマンドレットを使用します。OperationMasterRole オプションで操作マスターの種類を指定します。カンマで区切ることで複数指定することができます。転送元のサーバーが使用不能な場合などは Force オプションを指定することで役割を強制することができます。

Move-ADDirectoryServerOperationMasterRole adds02 -OperationMasterRole  InfraStructureMaster,RIDMaster,PDCEmulator,DomainNamingMaster,SchemaMaster

move-role01

 

今回使用したコマンドレット等は TechNet に詳細があります。

Import-Module コマンドレット
Move-ADDirectoryServerOperationMasterRole コマンドレット

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GUI での FSMO 役割を担当している操作マスターの確認と役割の転送

GUI で Windows Server 2008 R2 の Active Directory の FSMO 役割を担当している操作マスターの確認と役割の転送を行ってみます。

1. まず RID マスター、PDC マスター、インフラストラクチャー マスターを担当している操作マスターを確認して、役割を転送します。スタートメニューの「管理ツール」から「Active Directory ユーザーとコンピューター」ツールを起動します。

fsmo01

2. 画面左側のツリーでドメインを右クリックします。表示されたショートカット メニューで「操作マスター」コマンドをクリックします。

3. 「操作マスター」が表示されます。「RID」「PDC」「インフラストラクチャー」の各タブで、RID マスター、PDC マスター、インフラストラクチャー マスターを担当している操作マスターを確認することができます。

fsmo02 fsmo03

fsmo04

4. 「RID」「PDC」「インフラストラクチャー」の各タブの「変更」をクリックします。

5. 確認メッセージが表示されるので「はい」をクリックします。上段に表示されている現在の操作マスターから下段に表示されているコンピューターに役割が転送されます。(下段のコンピューターを変更するには、「Active Directory ユーザーとコンピューター」ツールの画面左側のツリーでドメインを右クリックして表示されるショートカット メニューで「ドメインコントローラーの変更」コマンドを実行します。)

6. 転送が完了するとメッセージが表示されるので「はい」をクリックします。

fsmo05 fsmo06

fsmo07

7. 次にドメイン名前付け操作マスターを担当している操作マスターを確認して、役割の担当を転送します。スタートメニューの「管理ツール」から「Active Directory ドメインと信頼関係」ツールを起動します。

fsmo08

8. 画面左側のツリーで「Active Directory ドメインと信頼関係」を右クリックします。表示されたショートカット メニューで「操作マスター」コマンドをクリックします。

9. 「操作マスター」が表示されます。ドメイン名前付け操作マスターを担当している操作マスターを確認することができます。

fsmo09

10. 「変更」をクリックします。

11. 確認メッセージが表示されるので「はい」をクリックします。上段に表示されている現在の操作マスターから下段に表示されているコンピューターに役割が転送されます。(下段のコンピューターを変更するには、「Active Directory ドメインと信頼関係」ツールの画面左側のツリーで「Active Directory ドメインと信頼関係」を右クリックして表示されるショートカット メニューで「Active Directory ドメインコントローラーの変更」コマンドを実行します。)

12. 転送が完了するとメッセージが表示されるので「はい」をクリックします。

fsmo10

13. 最後にスキーマ  マスターを担当している操作マスターを確認して、役割の担当を転送します。スキーマ マスターを管理するツールを使用できるようにするために、コマンドプロンプト等で「Schmmgmt.dll」をレジストリに登録します。

regsvr32 schmmgmt.dll

14. 登録完了メッセージが表示されるので「はい」をクリックします。

15. マネージメント コンソールを起動して、スキーマースナップインを登録します。コマンドプロンプト等で「mmc」を実行します。

mmc

fsmo11

16. 空のコンソールが起動されます。

fsmo12

17. 「ファイル」 メニューの「[スナップインの追加と削除」 をクリックします。

18. 「スナップインの追加と削除」が表示されます。「利用できるスナップイン」一覧で「Active Directory スキーマ」をクリックして「追加」をクリックします。

fsmo13

19. 「OK」をクリックします。

fsmo14

20. マネージメント コンソールに「Active Directory スキーマ」スナップインが追加されます。

fsmo15

21. 画面左側のツリーで「Active Directory スキーマ」を右クリックします。表示されたショートカット メニューで「操作マスター」コマンドをクリックします。

22. 「操作マスター」が表示されます。ドメイン名前付け操作マスターを担当している操作マスターを確認することができます。(「スキーマ操作マスターに接続されていません」という内容のメッセージが表示された場合は、マネージメント コンソールの画面左側のツリーで「Active Directory スキーマ」を右クリックして表示されるショートカット メニューで「スキーマ操作マスターに接続する」コマンドを実行します。)

fsmo16

23. 「変更」をクリックします。

24. 確認メッセージが表示されるので「はい」をクリックします。上段に表示されている現在の操作マスターから下段に表示されているコンピューターに役割が転送されます。(下段のコンピューターを変更するには、マネージメント コンソールの画面左側のツリーで「Active Directory スキーマ」を右クリックして表示されるショートカット メニューで「Active Directory ドメインコントローラーの変更」コマンドを実行します。)

25. 転送が完了するとメッセージが表示されるので「はい」をクリックします。

fsmo17

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コマンドライン ツールでの FSMO 役割を担当している操作マスターの確認

コマンドライン ツールで Windows Server 2008 R2 の Active Directory の FSMO 役割を担当している操作マスターを確認してみます。

1. ntdsutil コマンドを実行します。

ntdsutil

2. ntdsutil のプロンプト画面で roles コマンドを実行します。

roles

3. 操作マスターを確認するドメインに接続します。ntdsutil のプロンプト画面で connections コマンド、connect to domain コマンド(オプションに接続するドメイン名を指定)、quit コマンドを実行します。

connections
connect to domain adtan.local
quit

4. 操作マスターを確認します。ntdsutil のプロンプト画面で select operation target コマンド、list roles for connected server コマンド、quit コマンドを実行します。

select operation target
list roles for connected server
quit

5. 操作マスターが表示されます。

6. ntdsuitl コマンドを終了します。quit コマンドを2回実行します。

quit
quit

roles03

 

今回使用したコマンド等は TechNet に詳細があります。

Ntdsutil コマンド

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PowerShell での FSMO 役割を担当している操作マスターの確認

PowerShell で Windows Server 2008 R2 の Active Directory の FSMO 役割を担当している操作マスターを確認してみます。

1. Import-Module コマンドレットを実行して、Active Directory を操作するための準備を行います。

Import-Module ActiveDirectory

2. まずドメインの操作マスターを確認します。ドメインの情報を取得するには、Get-ADDomain コマンドレットを使用します。パイプで Select-Object コマンドレットを使用して、操作マスターの情報のみを出力します。

Get-ADDomain | Select-Object InfraStructureMaster,RIDMaster,PDCEmulator

role01

3. インフラストラクチャ マスター、RID マスター、PDC マスターを担当している操作マスターが出力されます。

4. 次にフォレストの操作マスターを確認します。フォレストの情報を取得するには、Get-ADForest コマンドレットを使用します。パイプで Select-Object コマンドレットを使用して、操作マスターの情報のみを出力します。

Get-ADForest | Select-Object DomainNamingMaster,SchemaMaster

role02

5. ドメイン名前付けマスター、スキーマー マスターを担当している操作マスターが出力されます。

 

今回使用したコマンドレット等は TechNet に詳細があります。

Import-Module コマンドレット
Get-ADDomain コマンドレット
Get-ADForest コマンドレット
Select-Object コマンドレット

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Windows Server をドメイン コントローラに昇格した後、システム起動時に Disk 警告イベント ID 32 などが記録される

Microsoft のサポート情報に説明が出ています。(文書番号:942402 )

Windows Server をドメイン コントローラに昇格した後、システム起動時に Disk 警告イベント ID 32 などが記録される

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RODC からリセット要求が送信されたときに、Windows Server 2008 R2 または Windows Server 2008 の PDC で badPwdCount 属性が 0 にリセットされない

Microsoft のサポート情報に説明と修正プログラムが出ています。(文書番号:2641192)

リセット要求が RODC から送信すると badPwdCount 属性ベースの Windows Server 2008 R2 または Windows Server 2008 ベースの PDC を 0 にリセットされません。

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